AYUTANINATUYA

脱サラ・アラサー大学院生。日記と、趣味のゲーム・書籍・漫画などのサブカルを発信してます。

アラサー

 

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 プロフィールを"20代"から"アラサー"(around thirty)に変えてみました。
 自身は声が低い方なので、ゲーム音声チャットなどで遊んでいると"おっさん"呼ばわりされることが多々あります。そしてその返しとして"アラサー"を用いると、ギャップが少ないでしょうし、言い訳がましさが会話を広げるきっかけにもなるなど、都合がよかったからです。根底の「アラサーはイコールでおっさんなのか?」ということに関しては感覚的なものなので検討はしません。

 やがて疑問に思ったことがあります。それは自らが「アラサーらしい言葉を扱えていないのではないか?」ということです。年齢を経てアラサーになることは比較的簡単ですが、それに言葉が伴ってゆくことはなかなか難しいです。新たに言葉を獲得する状況が少なくなってゆくためだと思います。

 
 そもそも、"アラサーらしい言葉"とはどういうものなのか、わかりません。「アラサー 言葉遣い」の検索で上位ヒットしたページによると、以下のようでした。

(前略)
心惹かれる、女性の言葉遣い

では逆に、男性が心惹かれる女性の言葉遣いには、どんなものがあるのでしょうか?

敬語の使い方が上手

尊敬語、謙譲語、丁寧語。これらの敬語を使いこなすのは、それこそ年配の方でも至難の業。それを苦も無くやってのける女性には、育ちの良さしか感じられません。目上の人の受けもよく、そこから縁談が舞い込む、なんてことはあまりないかも知れませんが、可能性はゼロではありません。

女性を感じさせる言葉

どんな場面でも、女性らしさを感じさせる言葉遣いは、男性たちの「萌え」ポイント。柔らかさや品を感じさせる言葉遣いを常に心がけていれば、モテ女性になること間違いなしです。

守りたいと思わせる言葉

「あのね」「うん」「だって」など、プライベートな場面でここぞというときに使えば、男性はメロメロ。これらの言葉には「自分が守ってあげなくちゃ」という男性の保護欲を刺激する効果があるのです。

素直な言葉
「こめんなさい」「ありがとう」など、素直な気持ちを伝える言葉に男性は弱いのです。

(「やっぱり必須!最低限の言葉遣い」より引用)

www.yoimarriage.com

 男性の言葉遣いに関する言及はほとんどないですが、どうやら敬語・語彙力・適時表現がカギになるようです。
 1つ見解を述べておきたいのは、各々の世代言葉を直す必要はないと考えています。先のように、言葉は往々にして10~20代で獲得し、それらを30代以降も使用すると、他の世代との間でギャップが生じてしまいます。しかしながら、地域のアイデンティティである方言が尊重されているように、ある意味で年齢のアイデンティティを形成している世代言葉は、大切にしてゆくべきです。一方、ただそればかりを用いるのではなくて、社会的な立場や状況に合わせた言葉を補強材のように足し合わせてゆくことがもっとも望ましいと思います。

 そして「どうしたらアラサーらしい言葉を扱えるのか」について、総括的には「言葉を意識する」というのに帰着します。そこから、敬語の勉強をする、本を読む、表現を行う、という個々のトレーニングに移ってゆくと思います。またアラサー以降はいわゆる"諦め"や"失う"という場面が多くなるようですが、言葉というのは特殊な存在です。所有量が無限で、維持費は不要で、正しく扱うことで新しい関係や知識やロジックを得られます。もう義務教育の期間はずいぶん前に終わり、テストがない代わりに誰も叱咤激励や添削作業をしてくれない険しい道のりとなっています。それでも地道に言葉を重ねようと決めたこの頃でした。