AYUTANINATUYA

脱サラ・アラサー大学院生。日記と、趣味のゲーム・書籍・漫画などのサブカルを発信してます。

2018年10月の読書リスト

 

ドン・タプスコット レックス・タプスコット 高橋璃子 ブロックチェーン・レボリューション ビットコインを支える技術はどのようにビジネスと経済、そして世界を変えるのか 

クレイトン・クリステンセン(『イノベーションのジレンマ』)、スティーブ・ウォズニアックApple共同創設者)、マーク・アンドリーセン(Facebook取締役)、ダン・シュルマン(ペイ・パルCEO) らが激賞! ビットコインフィンテックを支える技術「ブロックチェーン」解説書の決定版。

ダイヤモンド社より引用)

www.diamond.co.jp

 仮想通貨よりもその基盤技術である「ブロックチェーン」に注目していて、政治やアートの可能性まで論じているのが特徴の一冊です。ブロックチェーンの仕組みや素晴らしさは分かるのですが、実際にマイニングに参加したり、自らが新しいブロックチェーンを始めたりすることはできません。観念的で実行力には欠けるのが残念です。

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2018年10月の映像鑑賞リスト

詩季織々(肆式青春)

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北京で暮らす湖南省出身の青年シャオミンに、祖母が体調を崩したという連絡が来る(『陽だまりの朝食』)。広州に住む人気モデルの姉イリンと専門学校に通う妹ルルは、幼少期に両親が他界し、二人だけで生きてきたが……(『小さなファッションショー』)。1990年代の上海の石庫門に住むリモは、シャオユに惹(ひ)かれていた(『上海恋』)。
シネマトゥデイより引用)

www.cinematoday.jp

 中国版『秒速5センチメートル』。雨水の描写に詩的なモノローグ、天門氏っぽいピアノ音楽に陰鬱なストーリーまで『秒速』そのままで、行ったことない土地なのに哀愁を感じてしまいました。中国の土地の広さや人の多さが対照的となったヒューマンドラマが見事に紡がれています。ただ、ほぼ独立短編集であり、『秒速』よりややテーマ性は薄くなっています。

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小説『掟上今日子の乗車券』感想

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 西尾維新による小説『掟上今日子の乗車券』を読み終えまして、その感想を綴ります。
 
掟上今日子の乗車券・あらすじ
掟上今日子―-彼女の記憶は眠るたびにリセットされる。その特性をいかし、彼女は「忘却探偵」として活動していた。そんな今日子が営業活動と称し、ボディーガードの親切守を引き連れて旅にでる。目的地もとくに決めていないという。依頼があって動くわけではないこの旅、果たしてどんな事件が待ち受けているのか。
(講談社BOOK倶楽部より引用)

『掟上今日子の備忘録』からはじまる「忘却探偵シリーズ」の第11巻目です。今回は今日子さんが営業活動に出かけることを発端とする連作短編であり、彼女のボディーガードである親切守が語り部となっています。また最後には、次巻『掟上今日子の五線譜』に続く序曲が、『備忘録』の語り部であり「冤罪体質」の隠舘厄介との対話で披露されます。

『乗車券』の全体的な雰囲気としては、同じ語り部と連作短編形式である『推薦文』に似ています。また、旅行という側面から『旅行記』の雰囲気も感じる一冊です。

ポケモンGO 2018年11月ヒノアラシ・コミュニティ・デイ報告

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 2018年11月10日(土)にヒノアラシ・コミュニティ・デイが開催されました。詳細は以下の通りです。

 その他、当日は「ほしのすなウィーク」の開催期間中であり、ボーナスの重なりによりポケモンを捕まえた際に貰えるほしのすなの量が4倍になる、と予告されていました。また「コミュニティ・デイ」の開始から終了1時間後の間に進化した「バクフーン」は限定の強力な炎技「ブラストバーン」を覚えるとも予告されていました。

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