浴槽内電子書籍読書実践記
日々の読書量を増やしたかったのと、疲労を減らしたかったので浴槽内での読書を習慣付けしてみました。その実践記録です。
購入品リスト
- タブレット Qua tab 01 (5,555円)
- メガネ (11,800円)
- メガネ曇り止め (591円)
- 保護カバーセット(560円)
- メガネケース (108円)
- ファイルスタンド (108円)
- タオル (108円)
タブレット Qua tab 01
メルカリにて購入しました(中古本体のみ、5,555円、送料込み、クーポン利用により300円OFF)。京セラ製(2015年発売)で、元々はauブランド「Quaシリーズ」のタブレットです。店頭販売やセット販売で流通しているようです。
特徴は防水機能で、巷では安価なお風呂用タブレットとして用いられているようです。あくまで"防水"であって"耐水"ではないので、多少の湿度や水しぶきの環境下では動作しますが、完全に水没させると故障するようです。
使用感としては、最新のタブレットよりは動作がやや遅いですが、電子書籍や動画配信サービスを利用するには十分な印象です。一方で浴槽など水滴が画面に付いた状況下だとスクリーン感度が悪く、スムーズにスワイプやタッチができない時があります。
比較として、Amazonから発売されている「Kindle Paperwhite(Newモデル)」があります。こちらは読書に特化していて(Amazon Prime Video非対応)、かつ水深2m下でも60分は大丈夫な高い防水機能を有しています。浴槽に浸かって使っていると眠くなるときがあり、そのためつい水中へタブレットを落としてしまう危険がありますが、防水Kindleなら安心です。
スペック
カラー ホワイト/ピンク/ネイビー
サイズ (幅×高さ×厚さ) 約125×214×7.9mm
重量 約286g
バッテリー容量 4,000mAh
充電時間 約200分(共通ACアダプタ05[別売]使用時)
連続待受時間※1 約920時間(4G LTE/WiMAX 2+)
au ICカード種類 au Nano IC Card 04 LE
OS Android™ 5.1
CPU MSM8939/1.5GHz×4コア+1.0GHz×4コア
メモリ 内蔵ROM:16GB/RAM:2GB 外部 microSD™ / microSDHC™ / microSDXC™ (最大128GB)
対応通信規格※2 4G LTE/WiMAX 2+
最大通信速度※3 受信150Mbps / 送信25Mbps
ディスプレイ 約8.0インチ WUXGA TFT液晶
カメラ メイン 約500万画素CMOS サブ(イン) 約200万画素CMOS
撮影サイズ 静止画 最大2,560×1,920ドット(5M) 動画 最大1,920×1,080ドット(フルHD)
外部接続 Wi-Fi® IEEE802.11 a / b / g / n / ac Bluetooth® Ver.4.1 外部デバイス/その他 ステレオイヤホンジャック
防水 / 防塵 防水(IPX5/IPX7)/ 防塵(IP5X)
Qua tab 01とKindle Paperwhiteの比較
Qua tabの特徴
- 安価
- 動作が遅い
- ディスプレイは大きくてやや重い(8インチ286g)
- Android OSにより読書以外のことにも活用できる
- 防水性能は低い
- 高価
- 動作が速い
- ディスプレイは小さめで軽い(6インチ182g)
- 読書に特化している
- 防水性能が高い
メガネ
近所のメガネ販売店にて購入しました(11,800円)。
私は日頃からメガネを掛けているのですが、それとは別に浴槽内読書専用メガネを用意しました。浴槽内での使用を想定すると、以下の仕様が好ましいことに考え至りました。
- フレームは金属よりもプラスチック製
- レンズは大きめ
- 鼻掛け部分とフレームが一体型
- 耳掛け部分にゴム素材が未使用
ゆえにどうしてもクラシック風で機能的なメガネになってしまうので、充実した時間のために思い切って新しいメガネの購入に踏み切りました。
また世の中には防水メガネやお風呂用メガネがあるようですが、レンズの特性で傷が付きやすいために耐用年数が低く(1年程度?)、またブルーライトカット機能との併用はできないようなので、こちらは選択しませんでした。代わりに(後述する)メガネ曇り止めを使用することになるのですが、手間やランニングコストを考えると一長一短といった感じです。
メガネ曇り止め
Amazonで購入しました(591円)。ネットにも実在店舗にも類似品が豊富にあります。
左右レンズの両面に米粒大の曇り止めジェルを塗り付けると、浴槽などの高湿度環境下でもメガネが曇らなくなります。実際の使用感として、浴槽に入って1分間程度は多少の曇りがありますが、時間が経つにつれて普通の見通しになります。使用後にサッと拭き取れば跡は残りません。ただ、入浴の際は毎回塗り付けなければならないこと、左右両面のレンズに塗り付けるのは結構手間なこと、商品紹介で謳われているほど使用回数がないこと(約100回分らしいが、実際には70回分くらいの内容量)など、やや手間やランニングコストが生じます。
保護カバーセット
Amazonで購入しました(560円)。ネットにも実在店舗にも類似品が少ないながらあります。
充電や通信を行うためのmicroUSB端子と、イヤフォンをつなげる3.5nmミニプラグを保護するカバーキャップです。タブレットの防水性能を底上げするために用意しました。10個+10個セットで過剰ですが、よく紛失したり劣化したりする消耗品の類いなので、多めに揃えておくのもよいかと思います。上記タブレットにはぴったり装着できますが、そもそも保護カバーがなくてもしっかり動作する仕様になっているかもしれません。
メガネケース ファイルスタンド タオル
近所の100円均一ショップで購入しました。
実際にタブレットを持って脱衣所に行こうとすると、同時に持っていく下着や寝間着とかさばって持ち運びづらいので、上記セットを脱衣所に設置しておくことにしました。高湿度環境下なのでタブレットの充電器は揃えずに、容量が減ってきた時だけ自室に持ち帰って充電した方が安全だと思います。
実際にお風呂場で読書してみたところ、以下のことが分かりました。
なのでお風呂に入りながら読書するときは、湯の温度をやや低めにしたり、湯の量を少なくしたり、浴槽内のイスに座ったりするなど半身浴がオススメです。タブレットの画面の水滴や曇りは、タオルで拭き取りましょう。1度拭けば15分程度は大丈夫です。また慣れれば20~30分の適度に集中した浴槽読書タイムが過ごせます。
浴槽内電子書籍読書実践まとめ
- 用意するタブレットはQua tabシリーズかKindle Paperwhite(Newモデル)
- その他専用のメガネ、曇り止め、保護カバー、収納ケース
- 浴槽内読書は半身浴で
- タブレット画面の水対策は拭き取るだけでOK
- 20~30分はリラックスして読書できる