以前からブログの更新や生放送に使っているデスクトップパソコンの調子が悪かったので、思い切って自作PCに挑戦してみました。
結論から書くと、自作PCはそれほど経済的に有利ではないです。また、パソコンの構成を理解して、どれくらいのランクのパーツを揃えればいいのか見極めるのがとても大変でした。一方、組立はとても簡単で、半日で本体作製とソフトウェア等の設定を済ませることができました。
さて、自作PCに掲げた目標は以下の通りです。
予算:15万円スペック:core i7でオンラインゲーム【FINAL FANTASY 14】の推奨スペックサイズ:micro-ATX以下
各種PCゲームにはその動作が快適に行われる推奨スペックが公開されています。しかし、生放送という高負荷作業を同時に行うにはどれくらいのスペックが必要なのかわからず、目標立てに苦労しました。
少しネットで検索してみたところ、FF14の生放送を行っている方が自身のPC構成を公開しており、どうやら推奨環境にやや上乗せする程度でよさそうだったので、結果としてFF14の推奨スペック、つまりは具体的な構成例として、
OS : Windows 10 Home 64ビットメモリ : 8GB以上HDD : 空き容量30GB以上
というのを考えました。
以下、実際に購入したPCパーツです。
備考
購入日:2017年4月
購入場所:ツクモ名古屋1号店
その他:セールで格安になっているパーツを積極的に選択
(価格は割引特典を適用したもので税抜)
OS: windows 10 home 64bit \12,000CPUクーラー: Thermalright TRUE Spirit 120M(BW) Rev.A \3,980メモリ: crucial DDR4-2400 8GB*2 \11,580マザーボード: ASRock H270M PRO4 \9,980SSD: Crucial MX300 2.5-inch(275GB) \9,980PCケース: COOLERMASTER Silencio 352 \8,680光学ドライブ: LG GH24NSD1BLBLH \1,980電源ユニット: COOLERMASTER V750 SEMI-MODULAR \10,480その他保証: \4,800消費税(8%): \11,433合計: \154,354
【OS】
windows 10 home 64bit \12,000
特にダウングレードする理由もなく、商業利用も考えていないためhome版を選びました。
【CPU】
OCしないので通常モデルを選択。
【CPUクーラー】
Thermalright TRUE Spirit 120M(BW) Rev.A \3,980
サイドフローでPCケースにやや余裕を持って組み込めるものを選びました。
Thermalright TRUE Spirit 120M(BW) Rev.A \3,980
http://shop.tsukumo.co.jp/goods/4571388250630/204010060000000
サイドフローでPCケースにやや余裕を持って組み込めるものを選びました。
【メモリ】
crucial DDR4-2400 8GB*2 \11,580
OCせず、当時安価だったので選びました。
【マザーボード】
ASRock H270M PRO4 \9,980
非OCモデルでmicro-ATXのものを選びました。
【グラフィックボード】
【SSD】
Crucial MX300 2.5-inch(275GB) \9,980
生放送向けのソフトを次々とインストールしてゆくと容量がどんどん少なくなってゆくので、紹介モデルより大容量のものを選ぶほうがいいと思います。
【HDD】
デスクトップ向けで、GB単価の優れている2TBを選択。
【PCケース】
COOLERMASTER Silencio 352 \8,680
静音設計のミニタワー・micro-ATX専用ケースです。配線スペースは少し狭いものの、静音性能とデザインは値段相応にいいと思います。
【光学ドライブ】
LG GH24NSD1BLBLH \1,980
BD非対応で安価なのを選びました。ディスクトレイの下部に開閉ボタンがあり、トレイを閉める際に押しにくい難点があります。
【電源ユニット】
COOLERMASTER V750 SEMI-MODULAR \10,480
長く使いたかったのでゴールド認証製品を選びました。経年劣化による出力低下を考慮して750Wのモデルにしています。
【ATAケーブル】
OWLTECH CBSATA-SS30 \615
この構成でもってPCを組み立てまして、生放送をしながら【Shadowverse】をプレイしてみたところ、CPU・メモリ使用率ともに25%前後でした。
ちなみに、以前には「自作PCだと経済的に有利」という通説がありましたが、ネットだと同性能のパソコンが1割引ほどで購入できるようです。