AYUTANINATUYA

脱サラ・アラサー大学院生。日記と、趣味のゲーム・書籍・漫画などのサブカルを発信してます。

最近聴いたアルバムの感想

 

 TSUTAYAの旧作アルバムのまとめ借りは、お金に余裕がない自分にとって本当に助かるサービスです。でもまとめ借りをするために「この1枚!」と集中を一点に絞りにくいことと、以前より音楽を聴く時間が少なくなってしまったので、結果としてほとんど聴かないままプレイリストの片隅に追いやってしまうことが多くなってしまいました。

「このままじゃいけない」と、「アルバムの感想を書くんだ!」と自身に音楽をしっかり聴くプレッシャーを与えて、自らの言葉やリズムにしていく、その過程ための話です。

 

Tree(SEKAI NO OWARI・2015/01/14)

Tree(通常盤)

Tree(通常盤)

 

 前作より2年7ヶ月振りとなる、待望のメジャー・セカンド・アルバム。「RPG」以降の全シングル、「Death Disco」「スノーマジックファンタジー」「炎と森のカーニバル」「Dragon Night」などを収録。(C)RS

 正直いって、それほど期待せずに数合わせで借りて聴きはじめました。でもじつは収録曲にはシングルもタイアップも多く、なおかつアルバムとしてもまとまりがあって聴き応えのあることに驚いた一作です。

 

世界はiに満ちている(CHiCO with HoneyWorks・2015/11/18)

世界はiに満ちている

世界はiに満ちている

 

 スマッシュヒットしたデビュー・シングル「世界は恋に落ちている」(TVアニメ『アオハライド』OPテーマ)、「アイのシナリオ」(TVアニメ『まじっく快斗』OPテーマ)、「プライド革命」(TVアニメ『銀魂』OPテーマ)の超人気アニメタイアップ楽曲が収録された待望のファースト・アルバム! (C)RS

 以前のsupercellみたいなクリエイターユニットという触れ込みを聞き、とりあえず試聴してみました。『好きになるその瞬間を。』といった以前のアルバムは10代の温度差を感じて聴くのが辛かったのですが、『世界はiに満ちている』はふつうに良いアルバムだと思って聴けました。一番人気らしい「世界は恋に落ちている」の、サビ前のコーラスを特に気に入っています。

 

MEKAKUCITY M’s: Original Sound Track Vol.2(じん・2015/06/03)

MEKAKUCITY M’s 2 ?メカクシティアクターズ・ヴォーカル&サウンド コレクション?
 

 音楽家・小説家の顔を持つマルチクリエイターで、"カゲロウプロジェクト"でも知られる、"じん"原作/脚本によるアニメ『メカクシティアクターズ』の主題歌/挿入歌&サウンドトラック集の第二弾。(C)RS

 まだしっかりとチェックできていないアニメ『メカクシティアクターズ』を、断片的に最終回のラストシーンだけ見てしまったのですが、その時に流れてた『サマータイムレコード』のピアノアレンジ「夏の続きを」がとても印象的で、何とか探して聴きました。いわゆる“カゲプロ厨”もゆくゆくはカゲプロのことを忘れてゆくでしょうが、たぶん夏になったらこの曲をふと思い出すのではないでしょうか。

 

DAWN(Aimer・2015/07/29)

DAWN

DAWN

 

 Aimer(エメ)の前作『Midnight Sun』(2014年)から1年ぶりとなるサード・アルバム。菅野よう子とのコラボレーションを実現した「誰か、海を。」、PS Vita『Fate/hollow ataraxia』主題歌「broKen NIGHT」、そしてTVアニメ『Fate/stay night [UBW]』2ndシーズン・オープニング・テーマ「Brave Shine」などを収録したバラエティーに富んだ一枚。(C)RS

 個人的にAimerはアニソンシンガーなのかそうではないのかよくわからない人になっていて、阿部真央やなぎなぎの中間くらいの立ち位置的印象です。表題曲の「DAWN」はデビュー初期の雰囲気を保ちつつも、様々なコラボを経て身につけた力強さも感じさせる曲で好きです。

 

hollow world(ぼくのりりっくのぼうよみ・2015/12/16)

hollow world

hollow world

 

 横浜在住の高校3年生(2015年時)、"ぼくのりりっくのぼうよみ"のメジャー・デビュー・アルバム。他のトラックメイカーが作った音源にリリックとメロディーを乗せていくラップのスタイルをベースにしつつ、その卓越した言語力に裏打ちされたリリック、唯一無二の歌声、高校生ということが信じられない程のヴォーカリストとしての表現力が武器。(C)RS

 ぼくのりりっくのぼうよみは、ふと流れてきたインタビューを読んで知りました。その記事には衒学チックな印象を抱いたのですが、売り方はなかなかにストレートな音楽勝負で好感触でした。アルバムも聴き疲れなくて好きです。

 

 (C)RS表記はJMDより引用しました。