当記事は自分がニコニコ生放送での料理配信に用いている放送機材を紹介します。
- 【配信用スマートフォン】 P10 lite
- 【スマホ固定台】 SMABOW
- 【配信確認用タブレット】 MediaPad T2 10.0 Pro Wi-Fiモデル
- 【料理レシピ確認用タブレット】 Qua tab 01
- 【配信アプリ】 nicocas
- スマートフォン配信についての雑感
【配信用スマートフォン】 P10 lite
HUAWEI製スマートフォン。SIMフリースマホで、RAM:3GBにより専属で使えば配信アプリもしっかり動作します。マイク性能やバッテリー容量もバランスが取れています。100%近い充電から2時間程度は連続配信することができます。画面サイズ:5.2インチ、Android:7.0、カメラ:1200万画素、バッテリー容量:3000mAh。
上記スマホは2017年のモデルであり、2018年発売のP20 liteのほうが高性能かつ流通量の関係から安価である場合もあります。
【スマホ固定台】 SMABOW
帽子とスマホ固定台が一体になった特殊機材。両手が自由に使えるようになるので、料理配信に適しています。身体へのスマホ固定グッツは色々試しましたが、胸や肩に固定すると映像がブレてしまいます。一方、SMABOWだと装着者の首がスタビライザーの役割を担ってくれます。類似商品としてヘッドセット型も販売されていますが、それだと帽子の鍔の支えが無いので、料理などの手元を映せるほどスマートフォンを前傾にさせることは難しいのではと思います。
スマホ固定台はフレキシブルとなっており、上記紹介のP10 liteはもちろん旧型iPhoneは取り付けることができます。しかし、近年の大型化・重量化したモデルだと、取り付けできなかったり自重で倒れてしまったりする可能性があります。またSMABOWの欠点として、スマートフォンが頭上にあるために配信画面を常には確認できないということが挙がります。
【配信確認用タブレット】 MediaPad T2 10.0 Pro Wi-Fiモデル
HUAWEI製タブレット。RAM:2GBなので配信が少し途切れますが、配信カメラの映り具合やコメントをチェックするには十分です。テザリング非対応なので配信環境にWi-Fi接続が可能であることが必須です。画面サイズ:10.1インチ、Android:5.1、バッテリー容量:6660mAh。
【料理レシピ確認用タブレット】 Qua tab 01
京セラ製タブレット。防水対応なので水気の多いキッチンで使っても壊れにくいです。画面サイズ:8.0インチ、Android:5.1、バッテリー容量:4000mAh。
【配信アプリ】 nicocas
nicocas / ニコキャス
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ニコニコ生放送(実験放送)のための視聴・ライブ配信アプリ。カメラのデフォルト方向が縦型になっているようなので注意が必要です。現時点ではiOS:10.0/Android:5.0以上が必須動作環境なので、旧型のスマートフォンやタブレットでは動作しません。
自分の設定は、配信画質:高画質、マイク入力:ON、マイク音量:10(最大)、エコーキャンセラー:ON、ノイズサプレッサ:ON、明るさ調整:明るい、となっています。
スマートフォン配信についての雑感
まず料理配信はPC+Webカメラを用いるのが主流です。なぜなら、
- 高画質で配信できる
- 配信画面の確認ができる
- コメントの対応がしやすい
- 音楽等をステミキで流せる
という利点があるからです。スマートフォン配信でこれらのことを達成するのは難しいですが、
- 枠取りが簡単である
- PCやWebカメラの場所を取らない
- 手元をしっかり映すことができる
- キッチン―ダイニング間の映像移動が簡単である
といった面もあります。なので、まずはスマートフォンを用いて料理配信を始めてみて、後は自らの好みによって機材や配信方式を変えていくのがベターだと思います。