AYUTANINATUYA

脱サラ・アラサー大学院生。日記と、趣味のゲーム・書籍・漫画などのサブカルを発信してます。

夢幻楽譜

 

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 昨日見た夢の話をします。
 真っ白な部屋に閉じ込められて、ひたすら作曲を命じられていました。自分は音楽理論がまったくわからなくて、どこから手を付けたらいいのかわからなくて、もうひたすら知恵を絞っていました。

 考えた結果、辿り着いたのが人工知能による作曲でした。人工知能に楽譜を読み込ませて、作曲してもらえばいいという結論になりました。よくよく振り返せば、ネットで調べたり、DTMの入門書を読んだりすべきだったのですが、この辺りに自らの怠惰な感じが滲み出ていると思います。

 ということで、人工知能(命名:コムロン)を作ることにしました。でも、楽譜の構成が理解できないので、コムロンを教育することができません。リズムは? メロディは? ハーモニーは? どうすればいいのでしょうか。

 そこで思いついたのがディープラーニングです。これは簡単にいうと、人工知能が自動的に学習する機能です。例えば猫の写真を大量に読み込ませて、<猫>というものには耳がある、茶色い、丸っこい、といった特徴を検出し、それを<猫>だと認識する仕組みです。音楽にも規則性はあるでしょうから、きっとコムロンは真面目に学習して、いい曲を作ってくれるでしょう。

 これをコムロンに組み込んでできた曲を流したところ、人間が全員寝てしまいました。あまりに作曲が素晴らしくて、その心地よさで眠ってしまったようです。その隙に自分は脱出して、自由の身になりました。あの曲を聴いて眠っている人は、どんな夢を見ているのでしょうか?