格安スマホ
備忘録的に機種変更の経緯を書き綴ってゆきます。
まず402SHが2015年7月に発売である機種なのですが、これには事情がありまして、もとは父親が契約していた機種でした。
父は2015年に脳溢血で倒れ、身体に障害が残りました。それに伴って要介護者になったわけですが、母親(父の妻)は1日中自宅にいるわけではなく、また自宅内でも就寝中などに何か用があった場合に手伝いを呼ぶことができなかったため、その連絡手段としてスマホを持ちました。正確にいうと、以前はdocomoのスマートフォンを使用していましたが、介護費用で経済的に苦しくなったので格安スマホに乗り換えたわけです。ですが予想以上に障害が重く、スマホの操作を覚えること、あるいは実際に操作することが難しかったので、妻との連絡手段という目的は果たせませんでした。一方で、スマホの2年契約を破棄するには月賦の機種代と契約違約金の両方を支払わないといけないため、結果として402SHは誰にも使われず製品ケースの中で眠ったままになっていました。
そういった事情を今更ながらに自分は知り、月々の障害年金や家に収めたお金が使いもしないスマホ代に浪費されているのが我慢ならなかったので、自分が使っていたスマホの契約を解除し、父のスマホを使い始めました。自分が使っていたのは、docomo・SONY XPERIA Z SO-02Eで、ガジェット知識に精通しているわけではないですが、このSO-02Eは名機だったと思っています。デザイン・操作性ともに優れていて、高い通信料され支払えばどんなことでもできる素晴らしい機種でした。ただ使い始めて4年が経過したためにバッテリーの消耗が早くなってきたのと、自分自身の財布事情もありまして、docomoとは4年契約で打ち切り、前述のワイモバイルと契約しました。
ちなみにワイモバイルと契約した、というより父の契約を名義変更した、というのが正しい内容です。変更手数料として3000円かかったのが少し不満でした。
docomoのは契約解除したので、以前に使用していた電話番号は使えなくなりましたが、自分の場合は連絡ツールとしてLINEを使っているので、それほど困りませんでした。メールもgmailをスマホに同期させて使っていたので問題なしです。
SO-02Eも402SHもandroid OSなので、アカウントを使い回すことで有料アプリのインストールもスムーズにゆきました。余談ですが、今ではandroidとiOSという異なるOS間でもゲームデータの移行が可能とのことです。
402SHについて軽くレビューすると、だいたいなんでもできるものの、少し動作が鈍く、値段相応という印象を受けます。個人的にデザインが好みではなく、それとワイモバイル関連のプリンストールアプリが面倒です。特に文字入力が不満だったのでデフォルトのiWnn IME-SH editioから有料インストールでATOKへ変更しました。一方、バッテリーの持ちのよさと発熱のなさは優れています。スマホのライトユーザーなら契約金の安さも相まって十分合格点を与えられるだろうと思います。