PS4ゲーム『実況パワフルプロ野球2016』を購入しまして、その感想をまとめてみます。今回はゲームモード「ペナント」についてです。
ゲームモード「ペナント」
好きなチームで実際のプロ野球と同じペナントレースが楽しめる! セ・パ交流戦にクライマックスシリーズ、日本シリーズを戦い抜き球界の頂点をめざそう!
実在する球団だけでなく、アレンジモードで作成したオリジナル選手やサクセスキャラクターのいるオリジナルチームを参加させて遊ぶこともできるぞ! 選手を補強・育成してチームを強化して、常勝チームを作り上げよう!
シリーズで初めて、実在する選手の年度別記録・獲得タイトルのデータを完全収録。ペナント開始以降も毎年更新されていくぞ!
これらの情報は今作で復活した「選手名鑑」でいつでも見ることができる!
また、年度別の各チームの主力メンバーが確認できる「歴代メンバー」も新搭載。ペナントレースを戦い抜いたあとは、記録室でその軌跡を確認してみよう!
自分のチームの選手が引退するときに、一定の条件を満たすと野球殿堂入りすることがあるぞ!
偉大な結果を残した選手に対して殿堂像が飾られて、いつでもプロフィールや年度別記録・獲得タイトルの情報が確認できる。
自分のチームから1人でも多くの殿堂入り選手を誕生させよう!
プレイできる年数が20年から30年に増加。
ドラフト方式の選択、ドラフト指名できる選手の人数増加、ドラフト会議の「オリジナル選手参加」の復活。
ケガやノリノリ・スランプの発生確率設定、二刀流選手のベストオーダー設定、試合前のユニフォーム選択、投手成績の項目にクオリティスタート(QS)追加などなど、さまざまな部分がパワーアップしているぞ!
(「ペナント|モード紹介|実況パワフルプロ野球2016 PS4/PS4/PS Vita【公式サイト】」より引用)
ペナントもなかなか好きで、GMの立場で遊ぶ(試合中の指示はしないオートペナント:オーペナをする)のが自分のプレイスタイルなのですが、今作は特にペナントが面白いです。特に、プレイ最長年数が30年に延長、「歴代メンバー」などの野球記録の蓄積、細かなオプション設定がいいですね。長く遊ぶことによる“中だるみ感”が和らげられるようになっています。
それとドラフト指名できる人数が最大10人? に増加しました。これにより、ペナント開始時の“スタートアップ”(選手の大量解雇と期待選手の集中育成)が楽になりました。またペナント年数が30年に延長されたので、オコエ瑠璃選手などの高卒ルーキーが引退し、パワプロ野球界においてオリジナルキャラのみの状況が7~8年は訪れます。このシーンではかなり純度の高いシミュレーション状態になり、オーペナがとても楽しくなります。
もちろん、もしパワプロに次回作が出るなら改善してほしい部分もありまして、大きなところからいうと、他球団の監督AIが弱すぎます。少し覗いてみると、意図の分からない選手起用をしている場合が多いです。ドラフトで各チームは能力の高い選手を取ってゆき、チーム内にはエースや中軸選手がしっかり居るのですが、ペナントである程度の年数が経つと自然と弱くなってゆく印象があります。
細かな変更希望点では、
・選手が他球団に移って引退すると野球殿堂入りできない
・他球団の選手を晩年だけ自球団でプレイさせると野球殿堂入りできてしまう
・FAで同時に3人以上されるとほぼ確実に1人は流出になる
・帰国選手交渉がほとんど機能していない
・ミートやコントロールがDくらいはないと選手が使い物にならない
・特殊能力の成績補整が強すぎる
が挙げられます。
さまざまな機能が追加されたので、何かしらの“縛りプレイ”を設けてプレイすると面白いかもしれませんし、その結果が前作よりもより記録として残りやすくなっているのが今作のペナントの特徴だと思います。
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