乱読派なので、リストに一貫性はありません。
ノーゲーム・ノーライフ1ゲーマー兄妹がファンタジー世界を征服するそうです (MF文庫J)
- 作者: 榎宮祐
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/メディアファクトリー
- 発売日: 2012/04/20
- メディア: 文庫
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01. ノーゲーム・ノーライフ(榎宮祐)
アニメ化もされた大人気ゲームファンタジーライトノベルです。読後感よりも“読前感”が印象的で、なぜなら正月に遊びに来た従兄弟(中学2年生)が自室の『NARUTO』や『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』が置いてある本棚を見て、同志を見つけたかのように漫画やライトノベルを語り出し、その後に『マリオカート8』のオンライン通信をしている際にたまたま対戦した『 』を見かけて、それからまた本作を熱く語り出したからです。そして本著の内容について、文体や身内トークに少し乗り切れないですが、ゲーム好きには一読の価値ありだと思います。
ミステリィ「四季シリーズ」の(便宜上の)最終第4巻です。正直いって内容の半分も理解できなかったですし、そもそもミステリィではないような気もしますが、読んでなぜか清々しい気持ちになるのがすごいところです。
なれる!SE (12) アーリー?リタイアメント (電撃文庫)
- 作者: 夏海公司,Ixy
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2014/10/10
- メディア: 文庫
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03. なれる!SE12 アーリー?リタイアメント(夏海公司)
「なれる!SE」シリーズの第12巻(2016年1月で14が最新巻)です。今回のメインテーマは「仕事は人か組織か」。でも正直、ヒロインである室見立夏の人間ドラマとして読み下しました。業務の種類というより、「人はなぜ働くのか?」という大局の見方を描いています。
04. コルシア書店の仲間たち(須賀敦子)
著者のイタリア留学経験の回顧エッセイです。著者にもイタリアにも興味が無くても十分に楽しめる一冊です。読んでみて、自分のやりたいことを真摯にやろうと思いました。
05. 痴女の誕生 アダルトメディアは女性をどう描いてきたのか(安田理央)
アダルトメディアの歴史と、そこからの女性像をまとめた人文書です。まずAVが消費物としてだけではなく、文化物・表現作品として捉えられるようになれたことが良かったです。そしてAVと経済・科学・心理はお互いに影響を受け与えているのを知れて、とても良かったです。
06. 名古屋16話(吉川トリコ)
名古屋市の16区と、その周囲8つの中部スポットを舞台にしたショートストーリー集です。まずコンセプトや企画が面白いです。1話ずつはとても短いものの、しっかりと心に残るものがあります。今時の新製品や芸能人の名前が出てくるので、少し時間が経つと陳腐化しそうなところが残念です。名古屋に以前から住んでいる人も、最近になって住み始めた人も楽しめる一冊です。
「忘却探偵」シリーズの2016年5月発売の新刊です。個別記事を作成しました。
08. ゲーミフィケーション <ゲーム>がビジネスを変える 井上明人
「ゲーミフィケーション」とは何か? から始まり、昨今のその事例と、身の回りの物事への活用方法、そして問題点を整理した社会学書です。自分はテレビゲームが大好きですが、そのスキルや気持ちが仕事に活かせないところを口惜しく思っていました。でもこの本を読めば、そんな後ろめたさはなくなります。ヘビーからライトまで、幅広いゲーマーの人に読んでほしいです。