AYUTANINATUYA

脱サラ・アラサー大学院生。愛知県在住。日記と、趣味のゲーム・書籍・漫画などのサブカルを発信してます。

PS4ゲーム『モンスターハンター:ワールド』感想

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 PS4ゲーム『モンスターハンター:ワールド』のプレイ感想です。

 雄大な自然の中で巨大なモンスターに立ち向かえ。プレイヤーはハンターとなって、さまざまな環境に生息するモンスターを狩猟する、クエストを受注します。
 モンスターを狩猟して手に入る素材を用いて、より強い武器や防具を作り、さらに強力なモンスターに挑むのです。
 シリーズ最新作となる『モンスターハンター:ワールド』では、新たに構築された多種多様な地形や生態系が息づく世界で、究極の狩猟生活が体験できます。

 およそ10年に一度、遥か彼方の新大陸を目指し、海を渡る古龍達。「古龍渡り」と呼ばれる、この奇妙な現象を解明するため、ギルドは「新大陸古龍調査団」を結成し、数度に渡り新大陸へと調査団を派遣した。
 そして5回目の派遣である今回、渡りを行った古龍ゾラ・マグダラオスの後を追い、巨大船へと乗り込む一人のハンターの姿があった…。

モンスターハンター:ワールド・公式サイト・INTRODUCTIONより引用)

www.capcom.co.jp

 

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 モンスターハンターシリーズの最新作であり、PlayStation4をはじめとする高性能マシンを最大限に活用したグラフィックに、刷新されたシステムを加えた、新しいモンハンの形を実現しています。
 自分自身、モンハンシリーズはMHP3rd(PSP・2010年12月発売)以来にやってみました。

 システムが新しくなったといっても、基本的には標的となるモンスターを探してはその飛びかかり攻撃やしっぽ回しを避けつつ、様々な武器や道具を駆使してモンスターを狩猟する、という流れに変わりはありません。ただ『ワールド』以前はその目標となるモンスターはギルドから単純なタスクとして課される内容が多いためにストーリーが希薄でした。ゆえにプレイヤーとモンスターとのシンプルな対立構造でのアクションゲームになっていたと思います。

 

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『ワールド』の主人公は、プレイヤーのメイキングによって作られる”キャラクターA”です。しかしながら、第5期古龍調査団の一員というバックグラウンドの上に、オープニングにて出会う受付嬢と共に冒険の旅に出るという物語性が付け加えられます。そして様々なクエストを通じて主人公は狩猟技術を身につけるだけでなく、ゲーム内の重要人物からの信頼を勝ち取って”唯一無二のX"となってゆく、成長譚的な要素を多く含んでいると感じました。
 主人公はセリフを発しないのですが、その思うところを受付嬢が代弁しています。一方で、ハンターとしては未熟な受付嬢を助けつつモンスターに立ち向かってゆく主人公が描かれています。外見だけのキャラメイクで、性格の無属性な主人公を受付嬢が補完しつつ、受付嬢の力不足な部分を主人公がサポートするという役割分担は、優れたバディものという印象を受けました。またその協力関係がより強くなってゆきどこまでも続いてゆく様子は、単純な”アクション”と片付けるよりも、ロールプレイのストーリーを考えるというのが自然であるように思いました。

 新システムもよかったです。特に投擲アイテムをすぐに使える「スリンガー」が使いやすかったです。自分はガンランスをよく使うのですが、近距離用の武器なので少し離れていたり飛んでいたりするモンスターには攻撃手段がありません。ただ、スリンガーがあれば攻撃できる、あるいは攻撃できるチャンスを待つことができるため、手持ち無沙汰になることが少なくなりました。また導虫でモンスターの所在を知るためにマップを探索する冒険的側面ができ、段差や「回復ミツムシ」といった様々なオブジェクトを利用するために、モンスターだけでなくその周辺の背景にまで気を配る視野と戦略性が求められます。ゆえに”モンハン”そのものが拡大されたように感じました。

 

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 不満点については、まずはオンライン環境です。クエストの救難信号発信者の元へ途中参加でも比較的速やかに合流できるのはいいのですが、簡単に抜けられる状況によりゲーム性が損なわれています。例えばオンライン麻雀ゲームなら、マッチング後は基本的に離席できない仕様になっているなど、もう少しオンラインプレイに責任が生じる形にすべきだと感じました。
 またモンスターの種類が前作と比べて少なく、狩猟とその素材アイテムからの強化先の選択肢が限られているところが残念でした。今後の無料アップデートにて追加モンスター「イビルジョー」などが予定されていますが、どれだけ増えても豊富という評価になることはないと思います。

参考
モンスターハンターダブルクロス 原種69(ver.1.2.0)
モンスターハンター:ワールド 原種28(ver.1.01)
備考;大型モンスターのみカウント、亜種・二つ名はカウントせず

 あとはクリア後に登場する「歴戦の個体モンスター」について、体力と攻撃力がただ上昇しているだけで特別なモーションは追加されておらず、ゲームボリュームが冗長になっています。

 

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 まだ発売してそれほど時間が経っていないからなのか、プレイヤーは従来の「モンスターを見つけて狩猟する」ということしかできていません。しかし『ワールド』は作品名通りに世界観から再構築された新しいモンハンなので、協力プレイやタイムアタック以外にもまだまだ別の遊び方もある内容だと思います。モンハンに慣れ親しんでいる人も、久々に参加しようか迷っている人も、まったくの初心者も、ぜひプレイしてみてほしいです。