AYUTANINATUYA

脱サラ・アラサー大学院生。愛知県在住。日記と、趣味のゲーム・書籍・漫画などのサブカルを発信してます。

2017年10月の映画鑑賞リスト

四月は君の嘘

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 類いまれな才能を持つ天才ピアニスト有馬公生(山崎賢人)は、母親が他界してから演奏できなくなってしまう。高校2年生のある日、幼なじみを通じて彼は勝ち気で自由奔放なバイオリニスト宮園かをり(広瀬すず)と出会う。その独創的な演奏に触れたことで、公生は再びピアノと母との思い出と向き合うようになる。一方のかをりは、ある秘密を抱えており……。
シネマトゥデイ・あらすじより引用)

映画『四月は君の嘘』 - シネマトゥデイ

 原作漫画やアニメ版では登場した主人公のライバルピアニストたち(井川絵見・相座武士)が登場せず、より有馬公生と宮園かをりとの関係に集中する構成になっている。そのため音楽の要素は薄れて、よりドラマ的な内容になっていると感じた。原作では中学生設定だったのが高校生に引き上げられているのに、セリフや行動は原作そのままなので年齢不相応なところが散見されて少し不気味だった。しかし主たる感動はそのままで、山崎賢人広瀬すずの演技もなかなかであるし、なによりも演奏シーンの手をしっかり映す場面があって、彼らが本物のピアニスト・ヴァイオリニストのような印象を持てる映画だった。

 

ギヴァー 記憶を注ぐ者

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 文明が荒廃した社会から、人類は完全に平等で争いもない平和な理想郷を作り上げる。その社会で育ち次世代に記憶を伝える「記憶を受け継ぐ者」に選ばれたジョナス(ブレントン・スウェイツ)は、全ての記憶を持つ「記憶を注ぐ者」(ジェフ・ブリッジス)と対面したことで、恐れや憎悪といった人間の本能的な感情や、理想社会に隠された暗い過去に気付いていく。社会の秩序を守る主席長老(メリル・ストリープ)は、そんな彼の存在を注視しており……。
シネマトゥデイより引用)

映画『ギヴァー 記憶を注ぐ者』 - シネマトゥデイ

 一見すると理想郷なのだけれども、じつは残酷なことが隠されていて、だから主人公が社会を変えようとする“普通の”近未来SF。何も知らない若者だから、真実を知った衝動に任せて行動するのは理解できるけれども、その社会が崩壊したときのリスクを慮って葛藤してほしかった。オーソドックスで初心者には優しいけど見慣れた人は飽き飽きする内容だろう。 

 

殿、利息でござる!

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 江戸中期、財政の逼迫(ひっぱく)した仙台藩が領民へ重税を課したことで破産や夜逃げが続出し、小さな宿場町・吉岡宿は困窮し切っていた。このままではダメだと考える商人・穀田屋十三郎(阿部サダヲ)と同志たちは、藩に金を貸し付け毎年の利息を住民に配る「宿場救済計画」を考えつく。町の存続を図るため、前代未聞の金貸し事業を成功させるべく、彼らは私財を投げ打ち……。
シネマトゥデイより引用)

映画『殿、利息でござる!』 - シネマトゥデイ

 物語としては殿様に金を貸して利息を取るだけの内容で、フィルムの大半をその資金元を提供してくれる有志集めに奔走するシーンに費やしています。でもそこに様々な人間ドラマがあって、ついつい見てしまうタイプの映画。江戸時代の話ではあるが、現代人でも分かりやすくナレーションが入るし、誰も死なないし不幸せにもならない万人向けの内容になっている。千葉雄大が演じる大肝煎だけ、若すぎるのと演技力が不足していて浮いていた。

 

パンデミック

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 感染経路不明の謎のウイルスが蔓延し、多くの人間がゾンビと化した近未来の米国。NYの疾病センターに勤める女医のローレンは、LAの救助チームへ派遣され生存者を捜索することに。救助チームは、100人近くの生存者がいるとされる地元の高校へ向かうが、そこには想像を絶する現実が待ち受けていた。
TSUTAYAより引用)

PANDEMIC パンデミック | 映画の動画・DVD - TSUTAYA/ツタヤ

 防疫メットに取り付けたカメラと、街中の監視カメラによる映像で主に構成され、FPS、特に『レインボーシックス シージ』のような世界観でゾンビものをやっているような感じだった。最初は面白いけど中盤以降はただグロテスクなだけで真剣に見る価値はない。

 

ガラスの花と壊す世界

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 幾多もの世界と時間と人を内包する“知識の箱”と呼ばれる無重力の空間を死守するため、デュアルとドロシーは戦っていた。性格の異なる二人の任務は、ウイルスに侵された世界を消し去ることだった。ある日、いち早く新種のウイルスの出現を察知した彼女たちは、ウイルスに攻撃され記憶をなくした少女リモを救うが……。
シネマトゥデイより引用)

映画『ガラスの花と壊す世界』 - シネマトゥデイ

 世界観が難しくてよくわからない映画。なにが表現したいのか知らないけれど、複雑なプログラム階層よりも、ファンタジー世界の方がやりたいことがよりやり易く、また受け入れ易かったと思う。内容考察の価値はある(けどそこまでの熱意が持てませんでした……)。注目すべき部分は3つあって、影絵の表現と、キャラクターのキュートな服装、そして主役:リモの演技(c.v.花守ゆみり)である。正直いって花守のための映画である。

 

世界から猫が消えたなら

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 ある日、余命いくばくもないごく平凡な30歳の郵便配達員(佐藤健)の前に、自分と同じ容姿を持つ悪魔(佐藤健)が出現する。その悪魔は、彼の身の回りの大切なものと引き換えに一日の命をくれるというのだ。次々と電話や映画や時計などが消えていく中、彼は初恋の女性(宮崎あおい)と再会し、共に過ごした日々を振り返る。
シネマトゥデイより引用)

映画『世界から猫が消えたなら』 - シネマトゥデイ

 原作小説を読破済みなのだが、映画でも元恋人(宮崎あおい)とは序盤で会ってはすぐ別れ、それ以降登場しない。なので宮崎ファンは期待しているとガッカリする内容である。寿命と引き換えに主人公が人との関係性を失ってゆく物語なのだが、そのつながりの重さがイマイチ描き切れていないと思う。映画好きの友人(演:浜田岳)とも別れるが、その時の映画談義、さらには互いに名画のセリフを読み上げてゆくシーンはとても映えていた。


 全作品がNetflixで観ることができます。

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