夏アニメを一気見していて少なめになりました。
オートマタ
太陽風の増加が原因で砂漠化が進み、人類存亡が迫りつつある2044年。人間に代わる労働力としてオートマタと呼ばれる人工知能搭載ロボットが人々の生活に浸透していた。さらに、生命体に危害を加えない、自身で修理・改善しないというルールが製造時に組み込まれており、人間との共存に支障が出ないシステムが確立されていた。そんな中、オートマタ管理者ジャック(アントニオ・バンデラス)は彼らが自発的に修理を行っていたのを知って驚く。その首謀者と目的を探る彼だが、思わぬ事実に突き当たる。
(シネマトゥデイより引用)
『ブレードランナー』や『アイ,ロボット』に適当な終末世界感をごちゃ混ぜしたような内容。好きな人は本当に気に入ると思うけれど、8割くらいはピンと来ないだろう典型的なB級映画。風景や小道具を活用して舞台描写を少なくしているみたいだけど、正直もっとセリフでの説明シーンを増やした方がいいと思う。砂漠を歩くなどの単調なシーンも多く、眠くなりやすい。終盤の主人公とロボットの対話だけは見所。
青空エール
甲子園のスタンドで野球部の応援にいそしむ吹奏楽部にほれ込み、名門・白翔高校に入学した小野つばさ(土屋太鳳)は、野球部の山田大介(竹内涼真)と出会う。互いに甲子園を目標に頑張ろうと約束を交わすが、トランペット初心者のつばさはなかなかうまくいかず、くじけることもしばしば。そんな彼女を励まし、同じクラスでもある大介にいつしか惹(ひ)かれていくつばさだったが……。
(シネマトゥデイより引用)
王道的な部活もので、とても好き。土屋太鳳が演じるのは『orangeオレンジ−』と同様に引っ込み思案な女子高生だが、ストーリーが進むにつれて徐々に気持ちを表現できるようになってゆくところが素晴らしい。セリフも声は小さいけど聞き取りやすくなっている気がする。竹内涼真が演じる野球部のキャプテンも誠実で好印象。尺が足りないのか、終盤の展開が駆け足気味になってしまっているのと、主役以外にも魅力的なキャラクターが居るのに彼らにスポットライトがほとんど当たらないのが残念。