AYUTANINATUYA

脱サラ大学院生(20代)。愛知県在住。日記と、趣味のゲーム・書籍・漫画などのサブカルを発信してます。ニコニコ生放送にてよく投稿記事を生執筆している。

なろう小説を読み始めました

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 最近になって「なろう小説」を読み始めました。

 理由は複数あるのですが、1番はなろう小説の一読を勧められる機会が多くあったからです。

 

 通学中の電車内が暇だったので「読書を始めよう!」と思い立って5年が過ぎました。その途中でKindle Paperwhiteの第一世代が発売されて(2012/10/1)、紙の本でも読破に四苦八苦していたのに、「どうせ苦痛なら場所を取らない方がいい」、「新しいものはなんでも好き」、「これからは電子の時代だ!」と注文した記憶があります。そんな投資の甲斐あって、今でこそ電子読書はスマホアプリに取って代わってしまいましたが、まさかあのKindleを選んだことが、なろう小説に手を出すきっかけになるとは考えもしなかったです。

 読んでいるなろう小説の具体的なタイトルは挙げませんが、ランキングで上位に入る有名シリーズばかりです。意識的に異世界もの・転生ものを多く選書しています。まだまだ読書量が少ない身の上でなろう小説を語るのは愚かですが、そういった初心だからこそ思い浮かぶこともあるのでここに書き残しておきます。

 

なろう小説は<小説>なのか?

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ファイナルファンタジー XVより)

 どうも読み進めていて、国民的RPGドラゴンクエストシリーズファイナルファンタジーシリーズの土台の上に成り立っている物語群と考えてしまいます。剣や魔法があって、異種族や異言語があって、それでいて技術文化レベルは中世程度で(蒸気機関やコンピューターがなくて)、レベルという数値的要素があって、という内容がほとんどです。これではゲームワールドやゲームストーリーのテキスト改編であって、小説ではない気がしてきました。いやいや、これらを小説と呼ばずしてなんと表現すればいいかわかりませんが、そんな違和感があります。他の小説やゲーム、さらには歴史や神話への窓口のような印象さえ持ちます。

 

サービスセンターの深夜対応になろう小説

 なろう小説が誰をターゲッティングしているかが気になります。中高生に向けて書かれているのでしょうか? だとしたら前述の“なろう世界”はどこで取り込んだのでしょうか? ドラクエ・FFは確かに日本を代表するファンタジー世界観ですが、その分だけ歴史も長く、そう易々と10代が取り込めるものではありません。あるいは、30~40代のおじさん・おばさんなのでしょうか? 彼らならファンタジーの土台を持っていますし、転生前の主人公に30代の設定もあり、なろう小説を楽しむことができるでしょう。どんな感じで読むのでしょうか? サービスセンターの深夜対応で、電話待ちに暇している人が読むのでしょうか?

 

負け組はどこへ行っても負け組

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 いわゆる「俺TUEEEE」はあり得ないと思います。異世界に行く前の主人公が人格的にあまり成熟していない場合、なぜ異世界転移後に強くなるのでしょうか。ヒトは環境に合わせる社会的動物なのか、遺伝的生き物なのか、冒頭の設定描写を読んでいるときにいつも考え巡ってしまいます。でも少しだけ見えてくるのは、主人公には成功体験が備わっていないので、その実現は難しい、ということです。現実に、生まれつき勇者の人は居ません。だいたいが凡人です。社長や官僚といったエリート、またはその子供は居るかもしれません。そういう選ばれた人たちは勝ち組になる確率が高いでしょう。でも、なろうの主人公はそうではありません。たまたま運がよかっただけです。成功するためには運がもっとも重要だと思いますが、人柄・人脈・資金・知識・行動といったその他の要素も必要になってきます。それがなろうの主人公に「備わっているか?」と訊かれれば「NO」と答えるしかないです。

 

 長々と書きましたが、まだなろう小説を読み込んでいないから、このような疑問が湧くのでしょう。おそらく優れたなろう小説は、前述の事柄に対してなにかしらの解答を持っているはずです。なので、これから少しずつ読書量を増やして、もっと深く読み込めるようになろうと思います。