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AYUTANINATUYA

20代の工場作業員だってこんなことを考えている

乙種第4類危険物取扱者/資格受験記

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 仕事の話ですが、乙種第4類危険物取扱者の試験に合格しました。同資格は製造業では人気の高いものなので、それに関する記事はたくさんあるのですが、自分も備忘録として受験から合格までの流れを書き残そうかと思います。
 

危険物取扱者乙種第4類

 一定数量以上の危険物を貯蔵し、又は取り扱う化学工場、ガソリンスタンド、石油貯蔵タンク、タンクローリー等の施設には、危険物を取り扱うために必ず危険物取扱者を置かなければいけません。
 甲種危険物取扱者は全類の危険物、乙種危険物取扱者は指定の類の危険物について、取り扱いと定期点検、保安の監督ができます。又甲種もしくは乙種危険物取扱者が立ち会えば危険物取扱者免状を有していない一般の者も、取り扱いと定期点検を行うことができます。
 丙種危険物取扱者は、特定の危険物(ガソリン、灯油、軽油、重油など)に限り、取り扱いと定期点検ができます。
 化学工場やガソリンスタンドなどで、危険物の取り扱い作業に従事している危険物取扱者は、危険物の取り扱い作業の保安に関する新しい知識、技能の習得のため、定められた期間内ごとに、都道府県知事が行う講習を受けなければなりません。
(「一般財団法人 消防試験研究センター 危険物取扱者について」より引用)
 すごく簡単に内容を説明すると、素人がガソリンやエタノールを取扱う立会いができる資格です。会社にはこれよりも上級の資格保有者が居るので、正直いって必要ないのですが、会社から取れと言われたので取りました。
 ちなみに、高校生でも十分に合格できる難易度です。大学の研究室で何度も洗浄用のアセトンをこぼしてた自分なら(化学物質を扱っていたなら)楽勝だと高を括っていたのですが、法令を覚えるのが大変でした。

 

なぜ受けたのか?

 会社から乙4を取るように言われたからです。取得しても報酬は無いですし、現場勤務の人でも持っていない人がちらほら居ます。ですが受験シーズンの度にしつこく勧められるのが嫌なのと、乙4をきっかけにして他の資格にも興味を持ったり、取得する習慣をつけたりしたかったからです。あとは内容回帰的に、こういう資格記事を書いてみたかったからです。
 

自分自身のスペック

 大学院(修士)を卒業しています。一応、化学系ともいえることを勉強・研究していましたが、実際に扱った第4類危険物は洗浄用のアセトンだけです。大学受験のときに化学を勉強していたことがあって、簡単な有機化合物の名前と構造式なら分かるくらいです。
 

勉強法

 教科書やテキストはいっさい読まず、問題集をひたすら解きました。勉強時間は1日おきに、1回分だけ問題を解いて採点・解説を読みました。休日なら2回分をやりました。合計で20時間くらい費やしました。
 用いた問題集は「本試験型 乙種第4類危険物取扱者資格試験問題集」(成美堂出版)です。問題が8回分載っており、また解答・解説編が別冊で付属しているので取り扱いやすく、内容も表や絵がほどよく挿まれていて分かりやすいです。しかし本試験に比べると易しめの問題ばかりなので、もう一冊だけ別の問題集も用意した方がいいかもしれません。
 

法改正

 ちなみに、2010年にガソリンスタンドの地下タンクに関する法令が変更になり、その辺りの消防法改正に関する問題が頻出傾向にあります。なので2010年以前のテキストを使用するのは避けた方が良さそうです。またガソリンスタンドに勤務していなくても、得点源として集中的に覚えた方が良さそうです。
 また、2015年にはスプリンクラー設置に関する法令も変更になったようなので、これから消火設備についての設問も増加するかもしれません。詳しくは近くの危険物保安監督者に話を聞くのが良いでしょう。