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AYUTANINATUYA

20代の工場作業員だってこんなことを考えている

2016年8月の読書リスト

『ファスト&スロー』の読了に結構な時間を費やしたので少なめです。ページ数の多い書籍を読む際は「何か吸収しなきゃ」という脅迫感がつきまとうのが心苦しいです。

 

  01. ファスト&スロー あなたの意思はどうやって決まるか?(ダニエル・カーネマン 村井章子 友野典男

ファスト&スロー(上) あなたの意思はどのように決まるか? (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)
 

 ノーベル経済学賞受賞者による、一般向けの意思決定メカニズムに関する著作です。著者は認知心理学者なのですが、“経済学賞”を受賞してしまったという事実だけで興味深いです。個別記事を作成しました。

 

  02. プラチナエンド・第3巻(大場つぐみ 小畑健

プラチナエンド 3 (ジャンプコミックス)
 

 『DEATH NOTE』・『バクマン。』コンビによる新作漫画であり、13人の神候補によるサイバイバル・サスペンスの第3巻です。新キャラクターの六階堂七斗は末期ガンから振り切れたサラリーマンであり、エネルギッシュなおじさんはキャラとして面白いですし、発言にも重みが出ています。けれども彼はやたらコスチュームにこだわって、それに対して主人公たちが返答しないので“ツッコミ不在の恐怖”が起きてしまっています。

 あとは主人公たちの敵陣営の使いとして「少女A」というキャラクターも新たに登場するのですが、その描き方が「元少年A」に似ているので表現倫理的に気になるのと、そもそも女性をアイテム的といいますか、都合よくストーリーに組み込みすぎだと思います。ヒロインの花籠咲も、今巻では話を聞いているだけで発言しない“置者”になってしまっています。
細かな点では自衛隊の戦闘服を着る展開は作画が大変なだけなので、「スーツや制服や普段着でよかったのでは?」と思いました。

 

03. 撫物語(西尾維新

撫物語 (講談社BOX)

撫物語 (講談社BOX)

 

<物語>シリーズのヒロインの1人・千石撫子のエピローグ・ストーリーです。個別記事を作成しました。


04. 人間以前 ディック短篇傑作選(フィリップ・K・ディック) 

ブレードランナー』の原作『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』等を書いた、映画原作として人気の高いP.K.Dの短編集第6弾です(計6弾)。子供をテーマにした作品が多く、親の立場で読むか、それとも子供の立場で読むかで感想や印象も変わってくるだろう面白い本です。それとアニメ『PSYCHO-PASS』に登場する「シビュラシステム」の名前ネタの短篇『シビュラの目』も収録されていますが、あまりそのシステムには関係ない内容でした。