あまり誰かに見せていい話ではないけれども、
書ききらないと僕自身がスッキリしないというのが1番大きな理由で、
2番目は僕の書くスピードがあまり早い方ではなく、
つまり、ある日の話として仕方なく見せざるを得ないかもしれないから、
やっぱり書く必要があると思う。
僕はブログをやっているわけですが、他の人のブログを読むことは少ないです。
読む時間が持てないというのが1番大きな理由ですが、
そもそも僕は書くことが好きであり、読むことはあまり好きではない、
つまりは思うままに従っているだけということになります。
もちろん、他の人のブログを読むことによって書く話が浮かんだり、
書く活力が得られるので、ふつう、ブロガーは書むのも書くのもします。
そして、なんでこんな話から始めるのかといいますと、久々に自分以外のブログを、
つまりは『四月は君の嘘』という漫画についての考察記事を読みました。
同作品は新川直司さんが描く青春漫画でして、
友人から借りて読んだのですが本当に読み応えがあり、アニメ版も好きで、
漫画以上の“音楽感覚”を巧みに表現しているお気に入りの作品の1つなのですが、
それについての考察記事を読んでいて、落ち込みました。
なぜなら、やっぱりその記事が面白すぎる内容で、僕には書くことのできない代物で、
にこの記事で紹介されている漫画と同じものを本当に読んでいたのかと自問して、
もしかしたら読んだ気になっていただけじゃないのかと自答して、
その自分の感性の無さに失望しました。
もちろん、その記事の筆者と僕では今までの読書量、しいては人生経験には差があり、
色々な作品から受け取れるメッセージの質や量に違いがあるのは当然なのですが、
それにしても読んだ感想、『四月は君の嘘』を評する理由に大きな溝があって、
ショックでした。当然、スランプになりました。
僕は自分なりに多くの人の話を聞いたり、苦手な読書もしたり、
それこそ思ったことを言葉で書き表して自らのものにしてきたつもりでしたが、
なんだか、色々なものが崩れてゆくようで、全然、まだまだだと思い知らされました。
ただ1つ救いがあったのは、その悔しさとも取れる感覚を持てたことでして、
何とか向上心を失わずに済んだのかなと思えるところです。
これからもしばらくは稚拙な感想を恥じらいもなく書き続けると思いますが、
優れた批評ブログを読むのと平行して、僕のブログも読んでほしいです。
ヤマカム 「四月は君の嘘」あの頃の僕らはきっと全力で少年だった
http://yamakamu.com/archives/3263580.html
TVアニメ「四月は君の嘘」オフィシャルサイト http://www.kimiuso.jp/