いやはや、鮎谷ナツヤです。
最近放送されている山下智久主演の『アルジャーノンに花束を』の影響で、
脳科学や心理学系の調べ事をすることが多いです。
原作もユースケ・サンタマリア版もチェックしていない僕ですが、
今作は設定や脚本が暴走気味な感じがします。まあ、さておき。
基本的にドラマはリアルタイムでは見ず、一時停止するために録画で見ます。
スマートフォンを片手に持ち、分からない言葉があると、すぐ検索します。
【ルドヴィコ療法】という単語も第2話で出てきまして、
とても面白いバックグラウンドを含んでいました。
でも、『アルジャーノン』は脳科学や薬学の話が出てきて難しい話をする際に、
その解釈として「つまり○○ってことですね!」の省略が多すぎる気がします。
物事を深く議論するシーンは個人的には好みなのですが、映像としては地味でしょうか。
そして、wikipediaやコトバンク巡りをしてたどり着いたのが【防衛機制】でして、
この単語を取り上げている記事を読んでいくと、
身近なことから恐ろしいことまで載っています。
その中でも覚えがあるのは「スポーツが不得意な人は学業に打ち込む」という例で、
これってまさに体力テストですれすれのDランクをとり、
勉強するしか取り柄の無かった(別に勉強も大して得意じゃない)自分のことです。
しかも勉強するなかで理科系の成績が何とか伸びて、工業大学に進学して、
ものづくりに携わろうと就職活動中なわけですから、まさに心理に従って生きてきました。
「これって本当に好きなものなんだろうか?」と悩んでしまいました。
かといって今さら好きだったものを全否定できるわけもなく、
やっぱりニュースに流れてくる新しいテクノロジーにはウキウキしますし、
新製品を手に取ると、感動する前に開発者の苦労を妄想してため息を漏らしてしまいます。
だから結局は嫌いになるどころかより好きになってしまいまして、
でも心理学的な縛りからは逃れたいので、(“逃れたい”というのも防衛機制か?)
もっと好きなものを増やそう、という結末に至りました、運動とかね。