いやはや、GWに遊び過ぎてパソコンをつけることが無かったのですが、
ようやく落ち着いたのでここらでひとつまとめてみようと思います。
というのも、WiiU専用ソフトの『ゼノブレイドクロス』を購入しました。
DL版です。内部ストレージは『マリオカート8』と『スマブラfor』に占有されてて、
なおかつパソコンのバックアップ用のHDDとWiiUは共有接続できないらしく、
このゲームのために専用のをもう1つ購入しました。まあ、さておき……。
さて、この『ゼノブレイドクロス』、一応はスタッフロールを見ることができました。
そもそも前作『ゼノブレイド』をやっていないので操作を覚えるところから始まり、
道中に結構な寄り道や経験値稼ぎをしてのクリアでして、
80時間ぐらいかかりました。それに必要な戦力は、
メンバーが全員ドール持ちで50レベルあれば可能だと思います。
そしてストーリーですが、詳しい設定は公式サイトを読んでいただくとして、
大まかにいえば、不時着した惑星を探索し、
人類が生き延びるためのライフポイントを探索するというもの。
その惑星には原生生物だったり原住民だったり移民だったりが居まして、
徐々に秘密があきらかになってゆくのですが、
一番の謎を抱えているのは地球人です。
ネタバレを避けるために細かな言及はやめますが、
例えていうなら『スターウォーズ』や『マトリックス』を踏襲しつつ、
『ソードアート・オンライン』(アインクラッド編)や『楽園追放』も取り入れた
ストーリー展開になっていまして、とても深みのある物語になっています。
ただ少し残念な部分といえば、主人公と物語との関係性が薄いところです。
たいていの主人公はそもそもの生い立ちから主人公らしさがあったり、
しっかりした戦う理由とか必然性があるものだと思うのですが、
端的にいうとただその場に居ただけ、という印象でした。
最初に性別やボイス、身体を設定してアバターを作成し、
そのためアバターに特殊性を持たせづらいというのも分かっていますが、
以上のことからFF10ほどの厚みはないように感じました。
キャラが薄い主人公ですが、フィールドを長い時間にわたって徘徊していますと、
自然と思い入れが湧いてきます。ストーリーの都合上、
高レベルの雑魚敵(Lv.70くらい)の近くを通らなければならないことが
多々あるのですが、たいていは見つかって受けて元の場所へ戻されます。
その度に負けセリフを聞かされたらプレイヤーも同情せざるを得ないでしょう。
結論、素晴らしいゲームです。